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こころ

うまく悲しむのでなく、悲しい出来事をなくす 〜「半径3m」と「1周4万キロ」〜

東日本大震災が起こってから、ブログやツイッターなどでなかなか発信できなかった(まだできていない)。 理由はいくつかある。 一つは、あまりに大災害過ぎて、言うべき言葉が見つからなかった、純粋に呆然としてしまったという理由。 一つは、大悲劇の前で…

虚無感への手当てを 〜この経験を絶対に無意味にしない〜

東日本大震災が起こってしまった。 被災された方々には心からお見舞いを申し上げたい。 まだ寒い東北では、避難生活もさぞかし大変なことであろう。 東京にいる僕は、自分にできることをちゃんとやって 復興までの長い道のりを支援していきたい。 関西で経験…

弱さの強さ 〜さらけだすことの効用〜

日々ぼちぼち思い立ったらTweetすることにしている。気分は俳句か、一言日記のようなものとして。 何かぼんやりとした、しかし強烈な思いが心の中に生じたら、それをできるだけ簡明な言葉にしてつぶやいてみる。そうして自分の心の足跡が残っていく。 結構自…

「自由と自己責任」という嘘 〜自由に生きなさいという脅迫に負けるな〜

リクルートの昔の新卒採用広報で「自由に生きなさいという脅迫に負けるな」というコピーがあった。 現代の民主主義万歳の世の中では「自由」は最高価値に等しい扱いを受けており、「自由にしていいよ」と言われることは喜ばしいことのはずである。それが「脅…

人にやさしく 〜本当のやさしさとは〜

今日、うちの会社のできる社長秘書にとれたコートのボタンをつけてもらった。(最初はうちの超できる女性役員にやってもらう可能性もあったが、恐れ多く思っていたら、社長秘書が引き受けてくださった)けして変な意味ではないが、少し萌えた。 人にやさしく…

なぜ自分のものにしたいのか 〜所有と利用〜

最近、所有欲が減ってきた。 「自分のものにする」ということに価値を感じなくなってきた。 「自分のもの」にすると、日々メンテナンスが必要になる。使わない時も場所を取るし、放っておくと壊れたりする。壊れたら直さなくてはいけない。 一方、借りて一時…

逆境を欲する気持ち 〜見えないものを証明するために〜

先日、京都で学生さん向けに採用面接における人事の視点についてのセミナーを行った。大阪大学の学生さんが主催していただけ、数十名の皆さんが集まった。 さすが、Twitterなどで自発的に発見してお越しいただいたような学生さんばかりだったので、大変顔つ…

「自分」という枠組みの弱さ 〜幻と現実〜

映画を見るとしばらくぼーっとしてしまう。 映画の世界に没頭し、主人公などに自分を重ね合わせてしまうため、映画が終了すると、「ここはどこ?わたしはだれ?」といういわゆる「見当識」と呼ばれる感覚が薄くなる。 映画館は暗いので、自分の姿を消すこと…

秘密の心理 〜隠すのは何故か〜

文章が長く、テーマが重いと言われたので、今日は短めに・・・仕事も忙しいし・・・。(でも、多分、僕はこれからもずっと、長く、重いことでしょう・・・根暗なのです) 昨日、昔の採用グループの同窓会というか新年会的なものがあった。 いろいろあって超…

醜い自分を受け入れられるか 〜自己認知の難しさ〜

人事担当者(特に採用面接担当者)として一番必要な力は何かと問われるときには、いつも「自己認知ができているかどうか」と答えていた。 自分がどんな人間で、どんな偏見(とあえて言う。フラットに言えば、志向や価値観などの思考特性のこと)を持っている…

「おとな」と「こども」の違い 〜流される力〜

進化は幼形成熟(ネオテニー)から起こるという話を聞いたことがある。 前の世代の幼形がそのまま成熟することで、進化が進むという話。 幼形=未成熟とは、何かに特定化されていない=「まだ何でもない」こと。「何でもない」ということは、逆に言えば、「…

「おわり」は「はじまり」 〜終わらせる勇気〜

日本が勝ち目の無い戦に何故進んでいったのか・・・という先の戦争についての議論で、日本人は「終わらせること」が難しいからという説を聞いたことがある。 あれだけ血を流して勝ち取った領土を手放してたまるか、犠牲になった人々に申し訳が立たない、と言…

天命を知る 〜永遠の命を得るには〜

今日、昔の上司と渋谷で少し飲んだ(ほんとに少し。3杯ぐらい)。 辻太一朗さんと言う方。 僕の人生最初の上司で、一度一緒に会社をやっていたこともある人。 一緒にやっていたのは、採用のコンサル&アウトソーシング会社で アイジャスト(I-JUST)という会…